11月16日から18日にかけての活動には52人の学生が参加しました。
今回は今年最後の活動でコンセプトは「未来のために今結ぶ」ということで、今年度の活動でお世話になった栃尾地区の方々を招き、大交流会を行いました。
活動内容は古民家に「雪囲い」(雪が4m積もる栃尾地区では雪の重さで家が潰れないように板で補強)を作り、畑作業ではチューリップの球根を、「IVUSA ×とちお」の文字になるよう植えました。春になれば綺麗に咲くことでしょう。
チューリップを植えている様子。
夜には今年度お世話になった栃尾の方々を招いた大交流会を開催しました。
大交流会では栃尾の方々と楽しくお話をし、今までの栃尾ふるさとづくり活動をふり返るプログラムを用意し、全員で来年度も改めて共に活動できるように絆を深められる交流会でした。
交流会での集合写真。
最終日は1、2年生が3、4年生にテーマごとにお話を聞く「学生インタビュー」と今年度最後の活動ということで、今年度最も輝いた隊、個人を決める「栃尾オブザイヤー」を開催。卒業を控えた4年生全員が栃尾への思いを語り、下級生はこれからも栃尾を盛り上げていこうと決意しました。
4年生から言葉をもらっています。
2012年の栃尾ふるさとづくり活動は今回で終わりですが、栃尾とIVUSAの活動はこれからもずっと続きます。
来年の活動をさらにパワーアップさせ、栃尾がさらに盛り上げていきます!(国士舘大学3年 石井 将)
【プロジェクトリーダーより】
2009年度に始まった、栃尾ふるさとづくり活動。私が1年生の時でした。初年度から関わり始め、4年目でリーダーをさせて頂きました。今回、「未来のために今結ぶ」という想いを込め、今まで関わった方々へ感謝を伝え、来年度へ繋がる関係性作りを重点に置きました。
大交流会で地域の方々に「お疲れ様でした」という一言をいただいた時は、胸にこみ上げる想いがいっぱいでした。学生と地域の方が活動や地域について、そして人生について語り合う場所を作れたこと、今回の活動での大きな成果だったと思います。それぞれの未来に繋がる機会となったと感じることができました。
チューリップを「春になったら、また見に来たいね。」という話をしながら植えました。この栃尾が多くの人にとって帰って来たいと思える場所になることを期待しています。
「出会いがあれば、別れもある」
私は今年で卒業ですが、新たな出会いを熱い想いのある後輩達が創ってくれることでしょう。その姿を見ることが、私の一番の楽しみです。(中央大学4年 久住 園子)