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新潟県関川村活性化活動2018(フィールドワーク)

 2月11日から13日の3日間、学生44名事務局1名の計45名が、新潟県関川村での聞き取り調査やワークショップを内容とした活動を実施しました。

 1日目は関川村に到着した後、学生時代から関川村に行き続けているIVUSA卒業生や、毎年「おかえり」と迎えてくださる村民の方々にお越しいただき大同窓会を開きました。
 大同窓会では、IVUSAの活動紹介や「関川村で何ができるか」をテーマとしたワークショップを実施しました。関川村の活性化に向けて積極的に意見を出し合う有意義な時間となりました。


 

 2日目は村内5集落での聞き取り調査を実施しました。
 午前中には聞き取り調査本番に向けた準備をしました。1日目から参加してくださっているIVUSA卒業生を村民の方に見立て、どのようにお話を引き出すかを検討し、練習しました。

 午後は聞き取り調査の本番です。これまでの14年間の活動でお世話になってきた集落を中心に幾地、大石、蛇喰、小見、上土沢の5つの集落を訪問し、お話を聞かせていただきました。

 聞き取り内容は、集落の課題としての防災に関わる困り事を聞いたほか、集落にある行事や集落の特色などといった、その集落の「宝」についてお話をしていただきました。学生は関川村への想いをさらに深めるだけでなく、課題だけでなく村が持つ資源を再発見、再認識することができました。

 3日目に役場で出発セレモニーをし、東京へと戻りました。IVUSA学生として訪れるのが最後となる4年生が涙を見せる場面もあり、みんな名残惜しい気持ちで関川村を去りました。

 今回のプロジェクトを通して「新たな関川村の一面を見つけることができた」という学生の声が多く上がっていました。今までの関川での活動とは違った新しい考えを取り入れることができ、学生にとっても関川村にとっても貴重な活動となりました。

 最後になりましたが、今回の活動に関わってくださった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。(東洋大学2年 張 しりん)