10月26日から28日にかけて第11回長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動が行われ、学生・スタッフ含め58名が参加しました。
今回は記念式典隊ということで中越地震から8年の式典をメインイベントとし、「未来へ続く架け橋」をコンセプトとして活動しました。
2日目の式典・交流会では同住会の方々、半蔵金地区の方々とともに有意義な時間を過ごしました。
式典では、中越地震から今日までの道のりをまとめたムービーや、区長さんのお話があり、IVUSAと栃尾の絆の原点を知ることができ、涙を流す隊員の姿も見られました。
実際に被災者の方から震災当時のお話を聞き、中越地震に対する思いや、栃尾の方々に対する思いにも変化がありました。
「学生に会えることが楽しみだ」と毎年のこの記念式典を楽しみにしてくれている方々もいらっしゃり、IVUSAの学生が必要とされているということを肌身で感じることができました。
交流会の様子。
3日目は古民家の清掃と防災フェアに参加しました。
防災フェア会場では、地震や豪雨を体験できる車の展示や屋台、フリーマーケットなどの催しも行われていました。
参加者それぞれ自由な時間を過ごし、終始楽しそうな様子が伺えました。
地震体験では、発生が予想される東南海地震を想定した震度7の揺れを体験することができ、いつ震災が起きても避難することができるように日頃からの準備しておかないといけないと改めて感じることができました。
今回の11次隊では、今まで何度も栃尾での活動に参加したことがある学生も始めて栃尾に行った学生も、栃尾とIVUSAの原点に返り、これからもこの絆をより強いものにしていこうと思えた活動でした。
気づいたことをこれからの栃尾の活動に、他の活動において活かしていきたいと思います。(長崎県立大学1年 塩冶 紘司)
集合写真。
【プロジェクトリーダーより】
「復興と感謝の集い~深めよう栃尾の絆~」の式典も今回で3度目となりました。
地域の方々も多数参加してくださり、交流会も笑顔が溢れ、楽しく実りのある活動になりました。地域の方々との再会や新しい出会いがあり、中越地震から8年間築かれてきた栃尾とIVUSAの深い絆を改めて感じることが出来ました。
今後、活動の幅をもっと広げていき、私たち学生の力が少しでもお役に立てるよう、さらに努めていきたいと思います。
最後になりますが、被災された方々へのお見舞いを申し上げますと共に、栃尾のますますのご発展をお祈り申し上げます。そして、この活動を支えてくださった全ての方々に感謝致します。ありがとうございました。(共立女子大学3年 堀田 理恵)