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新潟県十日町市「十日町雪まつり」活性化活動

 2月16日(金)から2月19日(月)の4日間にかけて、新潟県十日町市「十日町雪まつり」活性化活動を実施し、IVUSA学生46名、事務局1名が参加しました。
 この活動は、私たち大学生が元気と若さを持って十日町まつりに関わり、十日町の若者への刺激となるともに若者が雪まつりへと関わるための起爆剤になってほしいという十日町青年会議所の想いから始まりました。7回目となる今回の活動では、祭りの準備、運営補助の他、露店・企画の運営、中学生との協働企画を実施しました。
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 活動1日目、十日町市役所前に到着した後、茶室、露店、企画に分かれ、雪まつりの事前準備を開始しました。
 今回の活動は初参加の学生が多くいましたが、手探りながらも、慣れない環境に順応していき、無事初日の活動を終えることができました。
 その後、十日町青年会議所の方々との交流会があり、これまでやこれからの十日町市について熱く語り合い、十日町青年会議所の方々とIVUSAの親密な関係が今回の活動でも築けていけそうだと感じました。
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 2日目は雪まつり本番。3日間の雪まつりの中で最も長い開催時間の日であり、来場者とたくさん関わることができた1日でした。
 土曜日で朝からということもあり、他県からの来場者も見られました。中には去年良い写真が撮れたため、今年も訪れた写真愛好家の方が多く見られました。初日の緊張がほぐれてきた学生も多く、来場者に積極的に声をかけ主体的に取り組み、楽しむだけでなく、一人一人が雪まつりを成功させようと一生懸命取り組んでいました。
 企画されていた雪上茶室は吹雪の影響により途中で中止になってしまいましたが、十日町市青年会議所の方々と学生達で作り上げた雪像は、来客者の皆様に大きな感動を与えることができたと思います。
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 3日目は午前8時半から事前準備が始まり、水道が凍ってしまったためそれを溶かすための水を出店に届けたり、雪かきをしたりと、雪国ならではの大変さを実体験することとなりました。
 また、地元の中学生と共に、巨大すべり台や露店の運営を行いました。特に露店では学生よりも、いきいきと元気に呼び込みを行う中学生もおり、学生たちが逆に元気をもらう様子も見られました。
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 活動最終日、19日の午前中は学生全体を二つに分け、17日から18日の2日間続いた雪まつりの片付けと、宿泊させていただいた施設の清掃を行いました。
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 東京に到着後、解団式が開かれました。今回の活動の幹部たちの最後の挨拶には十日町雪まつりに対する熱い想いが詰まっており、後輩たちもその想いをしっかりと受け止め、来年に繋げていくことを誓いました。
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 今回の4日間の活動は終了しましたが、IVUSAと十日町市の関係はこれからもまだまだ続いていきます。来年は今年よりも、再来年は来年よりも実りある活動になるよう、振り返りや引き継ぎをしっかりと行っていきます。 (法政大学1年 石塚凜太郎)
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【プロジェクトマネージャーより】
 この活動は今年度で7回目を迎えました。
 今年度は十日町市の資源を活かし、地域とのかかわりの中で十日町市の良さを考え、行動する力を育て、地域に愛着と誇りを持つ子どもを育てていく一助となるために例年の運営補助に加え、十日町中学校様、南中学校様と共に企画を考案、実行しました。
 その結果、多くの来場者の方々の目に留まり、十日町雪まつりを盛り上げるとともに、中学校の生徒様の心にも残るものとなりました。こういった試みが今年度だけでなく、今後も続き、更に発展させたものにしていきたいです。
 最後になりましたが、年度を経るごとに公益社団法人十日町青年会議所の方々との関係性は深まり、更には、十日町中学校の生徒様、南中学校の生徒様と共に企画を考案、実行まで至ることができました。これもひとえに十日町JC、十日町中学校様、南中学校様を始めとする多大なご支援、ご協力があったからこそです。心よりお礼申し上げます。 (日本大学4年 小松晃浩)