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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから2月8日から12日までの5日間、学生103名、事務局員2名の計105名が、長野県飯山市活性化活動2月隊として活動しました。
「各祭り実行委員会と現地の若者の架け橋となり、共に輝く“いいやま”を考える 」という目的の下、活動内容は長野県飯山市のいいやま雪まつり・かまくら祭りの運営補助がメインでした。
初日の2月8日は、関西関東共に6時半に出発をし、到着後は雪まつり・かまくら祭りそれぞれの会場にてお祭りの準備をしました。
雪まつり会場では、雪上を専用の自転車で走る「雪チャリ」というアトラクションのブースの足場固めや、スノーキャンドルのブースの会場設営を担当しました。
一方かまくら祭り会場では、IVUSAが企画したペットボトルの中にろうそくを灯す「ペットボトル灯篭」や、専用のバルーンをまとって相撲をとる「バルーン相撲」などの準備をしました。
またこの日は、宿舎として利用したトピアホールで、各祭りの実行委員会や地域の方々を交えた交流会を実施しました。
学生たちからは「おかえり、と言っていただいて嬉しかった」という声も聞こえました。
2日目の2月9日も、各会場にて祭りの準備をしました。
この日は、雪まつり会場、かまくら祭り会場に加えてJR飯山駅前での活動もありました。一部の学生は飯山駅へ向かい、歩道に雪灯篭を作りました。
3日目の2月10日は、各祭りの開催当日でした。
雪まつり会場では売店や、雪で作られたコースを浮き輪に乗って滑る「スノースライダー」というアトラクションの運営補助をしました。
この日は多くの飯山市の高校生が運営に加わり、和気藹々とした雰囲気の中で活動しました。
かまくら祭り会場では、IVUSAが企画した各イベントの運営や、その他のイベントの運営補助も行いました。
そして3日目もJR飯山駅前で活動をしました。外国人観光客向けの英語のビラを配布し、駅前雪像の周りでは、商工会議所の方が出しているブースのお手伝いをしました。
ここでは英語が得意な学生が活躍し、多くの外国人観光客とコミュニケーションを取ることができました。
2つの会場も、駅前も、たくさんの観光客で賑わった1日で、学生たちは一番の笑顔を見せ、元気に活動していました。
4日目の2月11日は、両祭り共に最終日でした。
雪まつり会場では、前日に引き続き会場の運営補助を実施しました。夕方にはグランドフィナーレを迎え、撤収作業を行いました。
かまくら祭り会場では、各イベントや売店の運営補助をしました。
またこの日もJR飯山駅前にて呼び込みを行い、沢山の観光客に祭りを宣伝することができました。
撤収作業もありましたが、この日まで共に活動してきた仲間と声を掛け合い、テキパキと作業をしている様子が伺えました。
5日目の2月12日は、当活動自体の最終日でした。
雪がちらつく中、午前中は各祭り共に撤収作業がありました。
午後から学生たちは宿舎に戻り、打ち上げを行い、活動に向けて中心になって皆を引っ張ってきたリーダーたちに感謝の思いを伝えました。
「温かい方がたくさんいる飯山市を離れるのが寂しい」という声が多く聞こえ、充実した5日間をふり返って涙する学生も伺えました。
当活動は3回目という新しい活動ではありますが、5日間を通して飯山市の方々が温かく迎え入れてくださっている様子が印象的でした。
また、現地の中高生や実行委員の方など、延べ217名の一般参加者の方と活動を共にすることができました。今後もさらに、飯山市の活性化に貢献できるよう努めて参ります。
最後となりますが、お世話になった飯山市の皆様、提供品をいただいた各企業の皆様、深く御礼申し上げます。ありがとうございました。(中央大学2年 和田 紗也加)
【プロジェクトマネージャーより】
「輝く”いいやま”」とは何だろう。
正解のないこの問いに対して、一人ひとりが地元の方々との会話や作業を通して考えることができたと思います。また、学生の笑顔や元気で祭りを盛り上げることができ、3年目の活動ではありますが着実にステップアップしてきていると感じました。
この活動を後輩たちが受け継ぎ「輝く”いいやま”」を地域の皆様と実現してくれることを願います。
最後となりましたが、たくさんの方のご協力・ご支援のおかげで活動の実施まで至ることができました。ありがとうございました。(立命館大学4年 栗林 優希)