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2012年9月度里山保全活動

 IVUSAでは月に一度、人が入らなくなって荒れてしまった里山の保全活動をNPO法人愛のまちエコ倶楽部の方と一緒に行っています。
 9月14日(金)から16日(日)までの9月里山保全活動に、47名の学生が参加しました。

 1日目の作業は里山整備と援農活動の二組に別れて活動しました。里山整備では里山の入口付近の溝の整備と枯れ葉を燃やすための穴を掘る作業、そしてナラ枯れの被害を受け倒れる可能性のある木の伐採を中心に活動しました。援農活動ではブドウ園を経営するお宅にお邪魔し、ブドウの収穫とその出荷のお手伝いをさせていただきました。
 ナラ枯れについてはコチラをご覧ください。
援農活動の様子。
 
 2日目も里山整備と援農活動の二組に別れて活動しました。里山整備では、ほかの木の成長を妨げている木の伐採、切株と丸太の撤去、今までに集めていた枝の撤去を行いました。
 援農活動では1日目も活動させていただいたブドウ園で、収穫されたブドウの選定作業のお手伝いをさせていただきました。また、この日は夕方から地元の方々を招いて交流会を行いました。たくさんの方々に参加していただき、更なる関係作りができました。
交流会の様子。
 3日目は最終日ということで、愛のまちエコ倶楽部の方々と一緒に里山整備活動をさせていただきました。作業は腐葉土集め、丸太や切株、伐採して集めておいた枝の山の撤去、枝を束にして牧を作る作業、里山の入口にゲートを作る作業を行いました。全体として作業がよく進み、里山がより開放的になっていく様子を実感することができました。
丸太を運んでいる様子。
 
 秋になり涼しくなるにつれて活動しやすくなるので、ますます里山での活動を頑張りたいと思います。また、愛のまちエコ倶楽部の方々と交流を深めることができたので、これからも良い関係を維持し共に活動していきたいです。(立命館大学2年生 神野 至穂)