7月12日(木)キャンパスプラザ京都において大学生のための社会貢献講座関西第2回講座が開催され、71人の学生が参加しました。今回は、大手広告代理店でマーケティングプランナーやコピーライターとして活躍する傍ら、副業としてブランドを立ち上げ、自らアイデア学校を主宰してきた後に、昨年フリーランスとなり京都で起業した吉村紘一氏を講師にお迎えしました。
前半は吉村氏とIVUSA理事で世田谷区議会議員でもある風間ゆたか氏のコーディネートによるトークセッションによって、吉村氏がどのような学生生活を行ってきたのか、また社員として広告代理店でどのような経験をしたかというお話を伺いました。
吉村氏は広告代理店で仲間や広告主と共同で作品を作り上げていくことに達成感を得て いたものの、自分が形にしたとはっきりと言えるものを作り出したいと感じ、副業として自身で植物や鉱物などの「自然の造形美」をテーマにしたプロダクトブランドを立ち上げたそうです。
また、ある人物の抱える問題に対して参加者がアイデアを出し合うという内容の「アイデア学校」と呼ばれるワークショップも主宰しており、本業以外でも様々な活動を行う吉村氏を見て、自分のやりたいことを全て実行させる強い意思と行動力を感じました。
風間氏と吉村氏のトークセッションの様子。
トークセッション後は、クリエイティブな仕事に興味をもつ学生やファシリテーションに関心のある学生から吉村氏に対し、様々な質問が相次ぎました。
前半終了後、風間氏によるクリエイティブな仕事に興味を持ったかという質問に対し、手を挙げたメンバーがほとんどでした。
後半は吉村氏による「アイデアの生み出し方」をテーマにしたクリエイティブなワークショップを行い、アイデアを形にするプロセスを学びました。
このワークショップはグループに分かれてお題に関するアイデアを出し合い、最終的に一つの新しい商品を考えるというもので、お題は「夏の清涼飲料水」でした。
学生たち自らが参加するワークショップも盛り上がりました。
ワーク中は様々な意見が飛び交い、どこのグループも盛り上がりを見せていました。最後は司会から指名された2つのグループが前に出て商品アイデアを発表し、吉村氏の講評をいただいて幕を閉じました。(立命館大学3年 山口 絵里奈)