7月13日から15日の3日間の活動に学生34名が参加しました。今回の活動は、「子ども隊」ということで、長岡市の児童養護施設の子どもたちを栃尾の古民家に招き、一緒に遊んだり、畑作業をしたりしました。
14日の朝は天候が悪く、雨の中畑作業するグループと古民家清掃をするグループに分かれて作業しました。
お昼頃には雨も上がり太陽が出て暑いくらいになりました。子どもたちを迎え、まず自己紹介をしてから事前から企画していた、板で首から掛ける名札作り、なぞなぞを解きながら宝探しをするウォークラリー、食育レクを加えながらのカレー作りなどをしました。
最初はぎこちなかった子どもたちの顔もだんだんと笑顔が増えていきました。
夜には地元のとちお同住会の方々が用意して下さったキャンプファイヤーを行い、真っ暗な中を空高く舞う炎を中心に皆で手を繋ぎ「小さな世界」を歌い、その後子どもたちは花火をして、同住会の方々とは交流会をして1日目が終わりました。
燃えあがる火を囲んでいる様子。
2日目の15日は朝少し肌寒い中行った体操から始まりました。
午前中はまず学生は同住会方々との畑仕事するグループと子どもたちとフォトフレーム製作するグループに分かれ、その後メンバーを交代しつつ鬼ごっこ、18歳になる自分への手紙を書く「夢ポスト」をしました。率先して書く子や照れ隠しで隠れて書く子、それぞれがいろんな思いで将来の自分に手紙を書いていました。
正午には終わりの会をして、7月が誕生日の子たちの為に誕生日会もしました。
あっという間に一緒に過ごせる時間が過ぎてしまい、とても名残惜しかったですが最後に皆が笑顔でいれてよかったです。(文京学院大学2年 川合 紗英子)
遊ぶ前に準備体操する様子。
【プロジェクトリーダーより】
今回で5回目の実施となる子ども隊では、同住会などたくさんの方々にご協力をいただき、キャンプファイヤーや野外カレー作りなど、盛り沢山の企画となりました。
夏の強い日差しの下で、子どもたちと栃尾の自然の中を駆け回り、今年もキラキラした笑顔がたくさん見られました。また同住会の方々も大勢駆けつけて下さり、夜の交流会を通して貴重なお話を直接お聞きすることができました。
今回も子どもたち一人ひとりの心に残る大切な想い出ができたと思います。しかし、内容が盛り沢山であり、スケジュールに余裕を持たせることができず、安全面などに課題が残る活動となりました。この反省を次に活かし、栃尾の子ども隊が今後より良いものとなるように努めていきます。(東洋大学3年 渡部 正輝)