IVUSAでは月に一度、人が入らなくなって荒れてしまった里山の保全活動をNPO法人愛のまちエコ倶楽部の方と一緒に行っています。
6月17日(日)に滋賀県東近江市愛東地区で行われた里山保全活動には92名の学生が参加しました。
今回は山での作業と援農作業の2つのグループに分かれて活動しました。
山では、IVUSAが任された区画の整備、椅子作り、穴掘り、橋の強化、薪作り、腐葉土集めといった作業を行いました。お互いに声を掛け合って、楽しく安全に作業することができました。今回の活動は今までになく参加者が多かったため、活動の成果は非常に大きいものとなりました。
区画の整備では、活動前後によって区画内の様子は様変わりし、枯れ枝やかがり木によって薄暗かった場所にも、作業終了時には日光が射していました。また、大量の枯れ枝を処理するための穴を掘ることにより、人の入ることの出来る山の基盤をつくることが出来ました。
穴掘りの様子。
援農作業では、農家の方に優しく教えていただきながら収穫後の株の刈り取りや雑草抜きをしました。作業中も農業についてのお話を聞かせていただき、学生たちにとってはとても勉強になりました。
援農作業の様子。
緑も鮮やかになり、いよいよ暑さの厳しい夏に入ります。作業も過酷になりますが、今後も季節の変化を感じながら、里山保全活動を続けていきます。(立命館大学2年 堀田 光穂)