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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから7月5日から7日に行われた2013年度第4回新潟県長岡市栃尾地区ふるさとづくり活動「子ども隊」は、35人の学生と8人の児童養護施設 双葉寮の子どもたちが参加しました。この隊のコンセプトは「愛をつなぐ」でした。子ども同士、子どもと学生、学生同士、いろいろなたくさんの愛が生まれ、愛を考え、愛をつなぎました。
1日目、国士舘大学で結団式を行った後、バスで活動場所である古民家へ向かいました。深夜に到着し、次の日の準備をして就寝しました。
2日目、待ちに待った子どもたちとの対面でした。はじまりの会で自己紹介やゲームをすると子どもたちと学生は早くも打ち解けて始めていました。おやつの時間には流しそうめんならぬ「流しあんみつ」を行い、子どもたちは楽しんでくれているようでした夜ご飯までの自由時間は一緒にお絵かきをしたり、肩車をしてあげたり、子どもたちも学生も思いっきり遊びました。
夜ご飯では手巻き寿司を学生から子どもへ、子どもから学生へ作り合い、おいしく楽しく過ごしました。この日は雨が降っていたので古民家の中で企画PTによる七夕のお話を聞きました。子どもたちが就寝した後、学生は一日のふり返りをしたり寮長さんのお話をお聞きしたりしました。
3日目、子どもたちは朝から元気でした。朝の散歩に行き朝ご飯を食べた後は、栃尾祭りで使う「にわか車」のペイントをしました。子どもたちが絵具で色を塗ってくれたおかげで大きくてきれいなひまわり絵が完成しました。
お昼ご飯に流しそうめんを食べた後は、とうとうお別れ会です。この日は7月7日だったので、子どもたちには七夕の短冊に思い思いの願い事を書いてもらいました。可愛らしいものから現実的なもの、どれも素敵な願い事でした。学生から子どもたちにメッセージカードの入った色紙をプレゼントし、最後にみんなで輪になって手をつなぎ「世界中の子どもたちが」を歌いました。
子どもたちが帰るときには、バスまで続くアーチとハイタッチをして笑顔で見送りました。子どもたちとのバイバイは「絶対また会おうね」と思わせてくれるものでした。子どもたちが帰った後は、古民家の片づけと清掃、班ごとに活動のふり返りをしました。リーダーとサブリーダーから挨拶があり、古民家を後にしました。
子どもたちの元気と笑顔は想像以上のものでした。子どもたちと過ごした2日間は本当にあっという間でしたが、子どもたちにとってこの2日間が少しでも、彼らの人生の何かのきっかけの一つになれたらいいなと思います。
【プロジェクトリーダーより】
1 日目の夜からこども達が来る2日目のお昼まで、学生の元気が足らず少し不安でしたが、こども達が
古民家に到着してから学生たちの元気は爆発し、とても明るい雰囲気で子どもたち と遊び、一緒に時間を過ごすことができました。
今回は初めて子ども隊に参加する学生が多かったのですが、みんな子どもたちとすぐに馴染み、一緒に笑い、一緒に楽しみ、一体感をもってこどもとの時間を過ごすことができました。とても素敵な時間を過ごせたと思います。
我々学生が子どもたちにしてあげられることはちっぽけなことかもしれません。ですがそんなちっぽけなものが子どもたちにとってはかけがえのない宝物になるかもしれません。
2日間という短い時間でしたが、こども達に最高の思い出をプレゼントすることができたのではないかなと思います。
今回活動を行えたのも双葉寮さんとの強い繋がりがあったからこそだと思っています。
これからもこの関係を、そしてこども隊の想いをしっかりと繋いでいきたいと思います。
ありがとうございました。(国士舘大学 3年 鈴木 尚)