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【夏プロリーダー紹介】宮城県山元町東日本大震災復興支援活動 高崎 里奈(昭和女子大学3年)

 こんにちは!東日本大震災復興支援活動でプロジェクトマネージャーを務めます、東京世田谷クラブ3年の高崎里奈です!

●どんな活動?
 皆さんは、2011年の東日本大震災を覚えていますか?
 今年に起こった大地震ですら、半年経った現在、あまり話題に上がらなくなりました。

 しかし、私たちはこの未曾有の大災害を決して忘れてはいけません。また、決して他人ごとではありません。
 この活動は災害救援から始まり、2012年からは宮城県山元町という海沿いの町で、復旧・復興をお手伝いさせていただいています。
 山元町の海に近い場所では、未だに人が住む家は建てられませんし、津波で海水が被った土では植物を育てることが難しく、海風が凌げない現状があります。

 震災から13年経って、町の様子は大きく変わり、最近では宮城県にある地元の大学生たちとも連携を計っています。
復興の輪も広がってきている現在、私たちIVUSAは学生ボランティアとして、山元町にどう貢献できるか、そして1人でも多く災害を自分事にすることを模索しています。

●参加しようと思ったきっかけ
 私が1年生の夏、この活動に初めて参加したときの理由は、身近な先輩に誘われたからという些細なものでした。しかし、そこで学生ボランティアを心から求めている人や、学生ボランティアによって人生が大袈裟じゃなく救われた人がいるという事実に、とても感銘を受けました。また、それまで人見知りで交友関係も狭かった私が、大切な仲間ができて、いろんな人と話す楽しみを知った活動でした。

 それから、少しでもかつての先輩方のように山元町にいる方々のために動きたい。人見知りで人の輪に入ることが苦手だった私を大きく成長させてくれたこの活動に貢献したいという理由で、1年生の夏から現在まで、計10回以上山元町に通っています。何度も通う中で様々な挑戦をして、大切な仲間ができたり、自分の成長に繋げてきたりしたこの山元町に恩返しをする意味も込めて、今年の夏はこの活動でプロジェクトマネージャーに挑戦することに決めました。

●これがおススメ!
 この活動は、どこの活動よりも住民の方々が私たちIVUSAに真剣に向き合ってくださるところが大きな魅力です。2012年から復旧・復興までをIVUSAと共に歩んでくださっている山元町の住民の方々は、今後の復興もIVUSAと共に行いたいと仰ってくださっています。

 また、既に震災をよく知らない世代が大学生になりつつある現在、私たち大学生に震災で被災した経験や、「同じ思いをして欲しくないから」と災害時の教訓や必要になる技術などを教えてくださいます。ひとつのプロジェクトに対して、学生と同じ熱量で真剣に向き合ってくださるため、どうやったら学びが深くなる活動にできるか、山元町の復興に貢献できるかなどを一緒に考えながら活動を作っています。この活動は他にも、美しい景色や美味しい食べ物、暖かい仲間や住民さんなど、たくさんの魅力に溢れています!