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新潟県長岡市双葉寮支援活動2次隊

 8月7日から9日の3日間、1次隊に続き、学生2名で新潟県長岡市にある児童養護施設「双葉寮」にて活動しました。
 オンラインで毎週月曜夜に学習支援の活動を行っていますが、そこで勉強を支援していた子を中心に、「実際に会えた!」という喜びを感じました!

 1日目、朝から夏休みの課題を行う子どもたちの姿がありました。各自どの場所をいつやるという計画を綿密に立てており、自分で頑張ろうと奮闘したり、私たち学生と共に答えを導きだそうとする子どもの様子がとても印象的でした。オンラインで勉強を教えている子もおり、子どもの個性をある程度把握した上での実践となりました。目の前の子どもの様子をよく見ながら進度を合わせつつ進められることに加え、画面越しではなく直接教えることが出来る喜びも感じました。学習の時間は毎日朝の時間にとっているそうです。

 また、子どもたちは学習後、講堂や保育室にて自由にあそんでいました。色々な遊びに関わり参加することによって、子どもとの仲も深まり、より多くの子ともコミュニケーションをとる事が出来ました。


↑お花を折ろうとなり、子どもも学生も思い思いのお花を折ったところ、「おねえさんと同じお花がいい!」となり、折り方を見たり言葉で伝えたりして奮闘しながらも完成させていました!

 2日目は体を動かしたり、カードゲームをしたりなどしてあそびました。手押し相撲をしていると、その楽しそうな雰囲気を見つけてたくさんの子どもが寄ってきました。手押し相撲をするために列になって待つ姿や、子ども同士で手押し相撲をしたりルールを考えたりする姿もありました。カードゲームでは、主にUNOをしてあそびました。子どもが勝つ時もあれば、子どもが負ける時もあります。私たち学生も一切手加減はせず、繰り返しゲームを楽しみました!(笑)


↑小学生ながらもルールを学生より理解しており、、子どもたちから教えてもらうことも多々ありました。

 3日目は小学生がお楽しみ会に外出していたため、寮に残った未就学児や中高生と関わることが多かったです。
 午前はオンラインで学習支援を行っている子と、夏休みの課題(同音異字、四字熟語)に共に取り組みました。課題は計画的にこなしているとのことです。気持ちの切り替えが上手な印象があったため、ページごとに休憩を挟み、子どもの好きな話で盛り上がりました!漢字は私でも知らないもの、難しいものがあったため、それをお互い分からないままにせず辞書でひきつつ学習を進めました。

 午後は、小学生の男の子たちと様々なゲームをしてあそびました。年齢は違いながらも、各々ルールを理解してあそんでいる姿が印象的でした。


↑中心の氷に乗ったペンギンを落とさないように周りの氷を落としていくゲームです。少しずつ足場がなくなっていくペンギンに、皆ヒヤヒヤしています、、!

 この3日間の活動では子どもの日常生活やあそびに関わることが出来ました。やはり対面でしか感じることができない子どもの様子や熱気、コミュニケーションがあった気がします。
 また、昨年活動した際のことを覚えてくれてる子どもも多くいて、とても嬉しい気持ちになりました。対面で関わる機会は距離的に考えると多くはありませんが、オンラインで定期的に顔を合わせていることが、継続的な関わりに繋がり、子ども達との関係もさらに築いていけると思います。今回の経験を、オンライン学習支援にも活かして今後も継続的に関わっていきたいと思います。
 たった3日という期間ではありましたが2023年の夏の思い出として、少しでも「楽しかった」という思いが残ってくれますように!

 最後になりましたが、お忙しいところボランティアをお受け入れいただき、そしてこのような機会を頂きまして本当にありがとうございました。学生一同、貴重な体験をさせていただきました。