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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから8月5日から7日の3日間、長野県信濃町にて学生17名、事務局1名、地域の方々4名で景観保護と道整備を行いました。今回の活動では、「人と森林の共生のはじめの一歩」を目的として活動しました。
初めに信濃町森林療法研究会「ひとときの会」の河西恒さんをはじめ、地元の方々からご挨拶をいただきました。
現地にて森林に潜む危険や使用装備の手のこや鎌の使い方を学び、森林に放置されている大木や枝、雑草などを撤去する作業をしました。
休憩を挟みつつ、広場をきれいにするため作業を進めました。多くの枝を撤去しやすいように切断、整理し運搬するという作業は初めて経験する学生がほとんどでしたが、全員の協力のおかげで予定していたところまで作業を進めることができました。
作業後、各班で班ミーティングを行い、初日の作業について感想を話し合いました。「地域の方々とさらに交流を深めたい」「重い木を運ぶのは大変だったが、徐々に綺麗になって嬉しかった」などの感想がありました。さらに次の日に向けの作戦を話し合いました。
2日目は1日目と同じ現場で引き続き森林整備をしました。
現場に向かう途中、森林に生えるフキの豆知識、そして森林が人の体に与える影響や地域で積極的に取り組んでいる森林セラピーの目的や効果などについてご説明いただきました。
初日に比べて鎌や手のこの扱いに慣れていたり、隊員同士のコミュニケーションが活発になっていたり、作業がより一層進みやすい雰囲気ができていて、草刈りや木々の運び出しを行いました。木に長いツルが絡まっているものもあり、みんなで掛け声をかけながら協力して、ツルを取り除くことができました。
夕食後に、今日一日の作業をふり返るための班ミーティングを行いました。1日目に立てた目標に対してどのような行動ができたか真剣に話し合いました。
最終日はお世話になったキャンプ場を綺麗にするため皆で清掃しました。
作業場所を変え、野尻湖を見ながら森林セラピーで使用する広場の草刈り作業に取り組みました。森林セラピーで訪れる方々により良い癒しの空間をつくることが出来ると聞き、協力しながら作業しました。高くのびていた草木を切ったことで、すっきりしました。
移動中、信濃町森林療法研究会「ひとときの会」の河西さんより野尻湖周辺の植生についてご説明をいただき、さらに新しい知識を得ることができました。作業後は寄り道をして野尻湖を一望出来る展望台に向かいました。そこではアロマとしても使われる、くろもじや杉などの香りを嗅いだり葉を触ったりと様々な植物を五感で感じることができました。
野尻湖を後にし、長野駅にて解散しました。
今回の活動にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。(龍谷大学3年 本多 日菜子、立命館大学2年 遠松 亮吾、東京家政大学1年 宮本 千穂)