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5月度クラブ会(東京家政大学クラブ)

 5月29日、 5月クラブ会を行いました。今回のクラブ会は一年生を対象とし、夏プロ (夏休みに行われるプロジェクト)の紹介をすること 、また、夏プロに向けて、社会に向き合うことを目的としました 。活動内容としては、夏プロの告知とエントリーの仕方、新聞記事を使ったグループワークの三点を主に行いました。

 まず、夏プロ告知では今年予定されているプロジェクトをまとめ、冊子を配布し、興味のあるプロジェクトを見つけられるよう促しました。配った冊子にメモを取ったり、スケジュール帳に書き込き込んだりする など、意欲的な様子がうかがえました。夏プロのエントリーの仕方は実演して教えました。一年生には自分の携帯電話で新人研修にエントリーしてもらうようにし、サイトの使い方を知ってもらい、情報を自分で手に入れられるようにしました。実際のサイトを見ながらの説明だったため、皆興味深く聞いている様子でした。

 そして、グループワーク では事前に自分が問題だと思う社会問題を調べてきてもらい、当日、班に分かれて共有し、今後班で調べてゆく問題を決めて発表してもらいました。このワークはこの回で終わらせずに、継続して一つのテーマを調べていく予定です。当日はそれぞれ、自分が問題だと思うことをしっかりまとめてきており、各班話が盛り上がっている様子でした。発表する代表者は一年生が務め、なぜその問題を選んだのか、今度どのように調べていくか発表してくれました。

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 一年生にクラブ会の感想を聞くと、このワークに対するものが多く返ってきました。例えば、

「初めてのクラブ会は緊張しましたが、先輩方も優しくて、新しい友だちができてとても楽しかったです。グループワークはこういう時間がないとなかなか新聞を深く読むことがないのでとてもためになりました」
「今回は各自、気になる新聞記事を使ってグループワークを行いましたが、今まで新聞を使って何か作業することがなかなか無かったので、緊張して何を話したらいいか分かりませんでした!ですが、このグループワークは新しい仲間と、新聞の内容について理解を深めながら、お互いにコミュニケーションが取れました。自分はふだんあまり、コミュニケーションをとることが苦手ですが、このような、グループワークを通して、今後自分にとって何か得られるのではないかと感じました!」
「今回はクラブの中でのグループワークでしたが、今後IVUSAの活動をするにあたって、発言力、コミュニケーション、チームワークなどが役にたつのではないかと思いました!」

 などです。

 今回のクラブ会は一年生にとって初めてのクラブ会であり、また、クラブとしても初めて新聞記事を使ったワークをやるなど、初めてがキーワードになるような会となりました。ワークについては「社会に向き合う」という目的に合った活動であったと思います。社会に今自分たちは何ができるのか、ニーズを見極め、今後この取り組みがクラブイベントまで発展していければと思います。(東京家政大学3 年 鳥本 ひかる)