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>ID/パスワードを忘れた方はこちらから10月3日(日)、世田谷区内に居住する学生6名と職員2名で、世田谷区の地域資源を知るためのまち歩きを実施しました。
この活動は、コロナ禍で遠方の活動が実施できない状況の中、自分たちが生活する地域に目を向け、地域が抱える課題に対し自分たちができることを探し、アクションを起こしていくことを目的に、世田谷区内に居住する学生を中心としたコミュニティで実施している取り組みの一環です。
この日の参加学生の中には、大学進学とともに移住したため、世田谷区での生活はまだ半年という学生もいました。
そのため今回のまち歩きでは、近隣住民の一時集合所でもある区立世田谷小学校や、災害時に活用するマンホールトイレがある世田谷城址公園を訪れたほか、「地域を知る」という意味合いも含めて、安政の大獄を主導した幕府大老である井伊直弼の墓があり、招き猫発祥の地とも言われている豪徳寺や、安政の大獄で捕らえられ処刑された吉田松陰を奉る松陰神社などにも足を運びました。
世田谷城址公園
豪徳寺
まち歩きを実施するにあたり、事前にオンライン企画を通じて世田谷区内の現状や自分たちが居住する地域の防災資源を調べるなどしていましたが、実際に地域を歩くことで、参加した学生らにも新たな気づきがありました。
参加した学生の一人は、「公園に手押しの井戸ポンプが置かれていることを見たことがあったが、災害時にマンホールトイレの水を流すためにも使われることは知らなかった」と話していました。
今後も世田谷区に居住する学生を対象にワークショップや対面活動を実施し、それらの取り組みを通じて、地域が抱える課題に対し自分たちにできることは何か、自分たちが災害から身を守るために何をすべきかを考え、行動するための機会づくりをしていきます。
今回のまち歩きで訪れた場所は以下のとおりです。
①区立世田谷小学校
②世田谷八幡宮
③豪徳寺
④世田谷城址公園
⑤世田谷区役所
⑥松陰神社
⑦東急世田谷線