6月9日(土)、6月10日(日)にかけて東近江木地師やまの子の家で行われた春合宿 に、立命館大学、龍谷大学、滋賀大学と京都・大阪からの参加者169人が参加しました。合宿ではディベートやリスクヘッジ、企画ワーク、CMT(危機対応講習)などの様々な研修やワークショップが実施されました。
IVUSAでは、ボランティア活動だけでなく、社会に通用する人間を育てるために人材育成にも力を入れており、そのために様々な研修を行っています。学生たちは、各研修やワークショップを通じて、相手の意見に耳を傾け問題を考える論理的思考力や自らの意見を発言する積極性、目標を達成させるために失敗を恐れずに行動に移すことなど、社会で必要なスキルや能力を学びました。
ディベートの様子。
CMTでは、搬送法、包帯法、心肺蘇生法やAEDの使用方法を学びました。搬送法は状況によって様々な搬送の仕方があり、包帯法も怪我をした位置によって注意する点が違ってきます。そのため、学生たちは状況によって臨機応変に対応できる能力を身につけるため、真剣に講習に取り組んでいました。
CMTの様子。
今回の春合宿でのコンセプトは「はじまる一歩」でした。合宿で行われた全ての研修を通じ、私たちは、今後のIVUSAでの活動の準備、社会へ進出するための準備を行いました。ここで学んだスキル・能力の全てを今後の活動や社会の場で活かしていきたいです。(立命館大学2年 曽根 涼太)