◆◇IVUSA◇◆

代表挨拶

近年、頻発する残虐な事件。今、私たち日本人は、物質的な豊かさを追求するあまり、人間らしい「心の豊かさ」を失いかけているようです。
今の若者は、幼少期から不自由なく育ち、一人でパソコンやゲーム等に時間を費やし、また、日常の生活においても、人と交流する機会が極端に減少してしまいました。その結果、人との交流が苦手な若者が増加し、自分だけの世界に閉じこもり、思いやりや人の痛みを理解できず、いじめ、不登校に始まりフリーター・ニート、さらには、動機のない殺人を犯す者まで登場し、大きな社会問題となっています。
そんな若者の中にも、人が喜んでくれることが好きだが、それを実行する手段や方法を知らない若者達もたくさんいます。本協会の活動に参加する学生はそんな若者です。彼らは、特別な学生ではありません。しかし、様々な、活動を通じて厳しい環境で生きている人たちと出会い、その人たちが喜んでくれたことを、自身の喜びとして感じているのは事実です。彼らにとって、親や兄弟を含め、周辺にいる人たちが幸せであることは、自身の幸せですし、そうでなければなりません。その「幸せの輪」を家族以外の人たちに広げることで、新たな喜びや幸せを感じ、人間として大きく成長しているのです。ある意味、ボランティア活動は、今の若者に必要な遊びなのかもしれません。遊びだから本気になれる。これは、若者自らが、心豊かに生きる社会を作っていると言えるでしょう。
それにしても、世の中のすべての人々を救うことは出来ません。しかし、それぞれが、少しの時間や労力を提供することで救われる人たちがいます。一人一人の力は小さくても、力を結集することで、大きな力となり、多くの喜びを分かち合うことが出来るのです。それぞれが出来ることを考え、勇気を持って一歩を踏み出すことが重要なことだと考えています。
今後も、「思いやりのある社会、人にやさしい社会」を作っていくために、学生共々邁進して参りますので、皆様の一層のご協力とご支援をお願い申し上げます。

NPO法人国際ボランティア学生協会 代表 下村誠

1993年の設立当初から代表を務める。
これまで、ほとんどの活動に参加し、学生と一緒に汗を流す。現地の人々と同じ目線でつきあう姿勢は設立当初より変わらない。
現在国士舘大学に勤務し同大学で「ボランティア学」「危機対応講習」及びゼミを担当する。

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